組合のご紹介
■名 称 岐阜県紙器段ボール箱工業組合
■所在地 岐阜県土岐市泉町定林寺839-17 ㈱ 山文トムソン 内
■設 立 昭和39年4月11日
■理事長 加藤 文雄 (株式会社山文トムソン 代表取締役社長)
■組合員 41社
■役 員 理事10人 監事2人
■支 部 岐阜支部 東濃支部 中濃支部
理事長からご挨拶
加藤文雄
第57回の通常総会において、岐阜県段ボール箱工業組合の理事長に就任致しました株式会社山文トムソンの加藤文雄です。私は、昭和30年4月24日生まれで、大学卒業後、家業を引継ぎ40年が経過しました。トムソン工場、貼箱工場、梱包工場を稼働し陶器関係の仕事を主に経営しています。全盛期の売上70%ダウンとも言われる陶磁器産業の衰退で苦戦を強いられていますが、自動車部品のパッケージや手間の掛かる高級パッケージ等他産業への取組で何とか売上を維持しています。
前任の五島理事長の強い後押しで県紙器の理事長を任されることになりましたが皆様の協力なくしては、県紙器の運営は出来ません。岐阜支部・中濃支部・東濃支部の3支部がまず支部活動を活性化し組合員が参加出来る環境を作って頂いきたいと思っています。歴史ある岐阜県紙器段ボール箱工業組合を次年度に引き継ぐまで微力ながら頑張っていく所存です。
令和元年年度事業方針
平成から令和へと元号が変わり新しい時代が幕を開けました。日本経済の上昇を期待するのですが、米中の貿易摩擦の影響や10月からの消費税10%への引き上げ等で経済は、減速の可能性が高いように感じられます。
段ボール商品は、一昨年末より実施された値上げに続き、本年2月より2度目の値上げが実施されました。シートメーカーは、働き方改革による物流コスト上昇や加工賃等の見直し、さらに段ボール原紙の高騰により価格の改定を強行致しました。板紙の値上げも実施され、段ボール商品・貼箱商品価格は、2年間で10%以上上昇したことになります。しかしながら、売上単価の見直し等で希望どうり実施出来なかった組合員が本年もお見えになると推察いたします。
最低賃金の上昇や有給休暇消化問題や人手不足による加工費の見直し、配送コストの見直し等、会社を存続するためにも価格の改定が組合全体で取り組む課題だと考えます。私たちの業界は、引き続き厳しい状況にあるのが現実です。この不況から生き抜く知恵を組合活動のなかで、少しでも生み出したいものです。組合員のご理解ご協力をお願い申し上げます。