東農支部研修事業:クラウンパッケージ

先だって案内しました研修事業へ行ってきました。

まずはクラウンパッケージ様へ

技術の詰まった製品の並ぶショールームへ通していただき、創業からの歴史を紹介したビデオの鑑賞、ショールームの商品を1つ1つ丁寧に説明頂きました。

昭和37年に片面段ボール製造機から創業をし、美粧段ボールや薄くて強いマイクロフルート段ボールの開発をしていく中で、ファストフード店などから食品トレーとして引合いが増えていき、また容器包装リサイクル法の施行により、資材の体積が少ないマイクロフルートが注目され工業製品のパッケージにも広がっていったそうです。

開発商品には、ちょっとした工夫で商品体積を減らし、在庫時の少スペース化や輸送コストの削減など、環境に配慮した商品も多く見受けられました。

(企業秘密の技術満載のため、商品に関しては公開されているホームページをご覧ください)

製造現場ではインク調合機(インキディスペンサー)を導入し、自社でインクの調合をすることで廃棄インクの削減をするなど、ここでも無駄を減らす取り組みをされているようです。その他新しい機械の紹介もありましたが、製造の効率化による働き方改革の一環になるような対応など、時代の流れを先取りした幾多の取り組みも事業拡大の大きな礎の一つのように感じました。

クラウンパッケージ様のホームページを拝見させて頂くと『環境』と言う文字が多くみうけられます。世界的規模で議論されているプラスチック問題など、紙を扱う紙器段ボール組合各社が次代の為にも考えていかなければいけない事だと感じます。

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